実績紹介

特別養護老人ホーム さくらセンター湊 改修工事

建築デザイン平成28年度社会福祉法人 西鳳会様
特別養護老人ホーム さくらセンター湊 外観

RC造2階建て 一部S造
延床面積 2,608.67㎡ (今回改修範囲: 2,110.19㎡)
用途:地域密着型特別養護老人ホーム(3ユニット:29床、ショートステイ:10床)
平成29年竣工

プランニング

築30年以上の特別養護老人ホームにおいて、躯体のみを残し、従来の多床室型からユニット型個室へと間取りを一新しました。改修前の特養・デイサービスの用途に加え、ショートステイ、卓球も出来る新規デイサービス、地域交流室を新設しました。地域のお母さんが子連れで参加しておられる「ママカフェ」などのイベントを通し、多世代が集まる地域交流拠点となることを目指しています。

地域交流室新規デイサービスと地域交流室は間仕切りを外せば、一体として使用できます。奥に見えるのが、地域交流室のカフェカウンターです。

 

外観

特養、既存デイサービス、新規デイサービスの3つの入り口に合わせ、3色のアクセントカラーで外壁を塗り分けることで、明るく楽しげな印象の外観としました。また、敷地入り口を拡張することで、以前よりも開放的なアプローチとしました。

内部

玄関

玄関

施設の顔となる玄関は、印象的な空間となるよう意識しています。片面は水平ラインで奥行きを表現し、もう片方の壁面はデザイン性の高い下足入れを設計しました。正面にある同モチーフのアイ・ストップの背面には、靴の履き替えを助けるベンチと手摺も備えています。

居室・共同生活室

既存の窓・吹き抜けを活かした、様々なレイアウトの居室・共同生活室。

吹き抜け

居室S

 

ショートステイユニット

ショートステイ

ショートステイのユニットは、特養の他の3ユニットとは少し異なる印象を目指しました。既存の3.5m近い廊下幅を生かして、ホテルのような高級感あふれる空間としています。

ユニット内トイレ

ユニット内トイレ

ユニット内トイレは、すべて異なるアクセントクロスを用い、カラフルで明るい空間を目指しました。億劫になりがちな排泄にも楽しみを持ってもらえるように、工夫しています。

担当者から

改修をするにあたって、構造耐力上壊せない既存の壁、外部の窓によるプランの制限がありましたが、逆にそれを活かしてユニットごとに特色のある居室・リビングスペースを設計しています。また、地域交流室、ショートステイなど、様々な人が訪れる場所からは、施設のシンボルとなっている「桜」が観賞できるプランニングとしました。

均一な施設らしさはなく、各々がお気に入りの場所で佇める。大家族の「家」のような暖かみのある空間となることを心がけました。

HGC建築設計事務所宮内正三、宮内杏里、齊藤千晶

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