実績紹介

特別養護老人ホーム ささづ苑かすが 新築工事

建築デザイン平成29年度社会福祉法人宣長康久会様
特別養護老人ホームささづ苑かすが正面

鉄骨造平屋建、延床面積2,003.10㎡
用途:地域密着型特別養護老人ホーム(3ユニット:29床)

プランニング

間口が小さく奥行きのある細長い敷地ため、敷地の全面道路側を管理部門、奥を特養ユニット部門に分けたゾーニングを行いました。

外観

前面道路より見る

・瓦葺屋根とタイル調外壁を施主希望として承ったので、瓦葺屋根の特徴を活かして迫力のある切妻屋根を取り入れました。

・施設の顔となるファサードは、全体に2つのボリュームを組合せました。また、妻面は整然と寡黙でありながら大胆な印象となるようガラスとアルミパネルを用いた割付けを採用し、黒の縦ラインで引締める効果を狙っています。

内部

エントランスホール

エントランスホール

エントランスホールは、小さな空間でも広さを感じられるよう奥行きを長くとり、正面に中庭の緑と空が見える開口を設けました。

地域交流ホール

地域交流ホール

地域交流ホールは、最も道路に近い位置に配置し、単独で利用できるよう個別に入口を設け、地域の方々も利用しやすいよう配慮しました。また、明るく柔らかな雰囲気となるよう大きな開口を設け、壁面は主に白、床と天井には木目調を用いました。

特養ユニット

・特養ユニット部門には、和風のデザインを取り入れ、柔らかで暖かみのある空間を目指しました。
・各ユニットの入口には、ユニットごとに独自の玄関の設えを施せる充分なスペースを設け、日本庭園の敷石モチーフのデザインと格子建具を取り入れました。

ユニット玄関廊下側ユニット玄関

 

共同生活室

各共同生活室は、食事と寛ぎのスペースを分けて設けました。ユニット内の廊下と共同生活室を緩やかに仕切ることが出来るようケンドン式の格子建具を用い、自由に空間を分節することが出来ます。

共同生活室共同生活室

 

異なる建具デザイン

異なる建具デザイン

それぞれのユニットの特色が色濃く出るよう、ユニットごとに異なる居室建具デザインを採用しています。

担当者から

自然豊かな立地に建つこの施設では、田植えや畑仕事の様子、山々の四季の移ろい、平野を駆ける電車といった屋外の生活の様子を感じることが出来ます。こうした日常を身近に感じられるよう配慮しながら、各ユニットをそれぞれの家として捉えられるよう心がけたデザインをしています。こうして、施設らしい印象を和らげると同時に、建物の内部にひとつの町があるようなイメージを目指しました。

HGC建築設計事務所宮内正三、宮内杏里

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