事業案内

維持管理

業務内容(サービス内容)

平成24年12月の笹子トンネル崩落事故を契機として、国土交通省では平成25年を「メンテナンス元年」とし、政府は同年6月の日本再興戦略において「安全・便利で経済的な次世代インフラの構築」を明記、同年10月「インフラ老朽化対策の推進に関する関係省庁連絡会議」を設置、同年11月「インフラ長寿命化基本計画」を策定、平成26年6月「国土強靱化基本計画」が閣議決定され、政府による社会インフラの維持管理に関する計画策定等が着々と進められてきております。

このような状況のなか、当社では、北電グループの一員として電力の安定供給の一翼を担うべく、重要な社会インフラの1つである電力土木設備の構築・維持管理に努めてまいりました。当社では、これまで得られたノウハウを最大限に活かし、様々な社会インフラの構築・維持管理において、お客さまに感動していただけるサービスを提供いたします。

当社の強みは、社会インフラの構築・維持管理に欠かせない「コンクリート・鋼構造・地質」に関するスペシャリストたちが強力なタックを組み、多面的、かつ、合理的な検討を行い、設備の構築や点検、診断、措置、記録などのメンテナンスサイクルをとおして、お客さまにご満足いただける高品質なご提案ができることです。

つまり、社会インフラ構造物が安定にその場所に保持され続けるためには、立地する基礎地盤や周辺地山などの安定の評価、固定型構造物であるコンクリート構造物や鋼構造物の評価、稼動型構造物である鋼構造物の評価が必要であり、当社ではこれらの専門家を多数そろえており、案件ごとにチームとして対応することが可能です。

鋼構造・ダムゲート

私たちの財産は、日本国内にストックされた膨大な社会資本も大きな財産です。つまり、高度成長期から公共事業によって造られたコンクリートや鉄骨の構造物は、膨大な資産となっています。しかし、建設から30年以上を経過した構造物が多く、すでに劣化しメンテナンスが必要となり安全性、耐久性の向上が急務となっています。また、維持管理計画を提案することで皆様が将来にわたり安心して利用していただけることを当社はサポートしています。

当社では、長年にわたり発電分野で培った保守技術があります。耐久性を要求されるダムや水路工作物、コンクリート構造物、鋼構造物、電気設備、機械設備、土木工作物、公共建築物など、山岳地帯の構造物から身近な施設において、目で見て観察し、手で触れて感じた豊富な経験力があります。

維持管理計画を立案するためには、維持管理マニュアルの意図する要点を捉え、また現場での環境や諸条件を的確に把握し、適正な評価・診断します。

さらに、補修・補強計画を提案することにより、更新コストの縮減や耐久性、安全性向上に実用性の高い計画を提案することができます。

技術紹介

北陸産分級フライアッシュを使用したコンクリートの性能評価と実用化に関する研究<金沢大学博士号(工学)取得>

北陸地方のコンクリート構造物の特徴は、全国的にみても、アルカリシリカ反応(ASR :Alkali Silica Reaction)や塩害による劣化が大変多いことです。これは、北陸地方の主要河川の上流域にASRを発生させる反応性鉱物を含む安山岩や流紋岩などが広く分布していることや、冬期における日本海からの北西季節風や道路への凍結防止剤の散布などによる外来塩分が多いといった、この地方特有の地域特性に起因しています。

本研究では、北陸地方の石炭火力発電所で生産される分級フライアッシュを有効活用することにより、この地域のコンクリート構造物の主たる劣化原因であるASRと塩害の両方を抑制することが可能であり、この地域のコンクリート構造物の長寿命化に繋がることなどを検証・評価いたしました。

これらの研究知見は、公共や民間で保有されているコンクリート構造物に対するストックマネジメント事業や当社が実施するコンクリート劣化診断業務に役立てることが可能です。

実績紹介

事業名年度発注者
朝日小川ダム外 ゲート設備等健全度評価平成25年度新川土木センター入善土木事務所様

朝日小川ダム外 ゲート設備等健全度評価

平成25年度 / 新川土木センター入善土木事務所様

和田川ダム ゲート設備等健全度評価

平成25年度 / 和田川ダム管理事務所様

担当者から

コンクリート構造物の劣化診断技術に対する高度な知識・知見を有することが、余計な調査・試験をなくし、お客さまの負担軽減や信頼の獲得に繋がるものと思っております。今後とも、技術の向上に努めてまいります。

第二土木部橋本 徹

北陸地方特有の急流河川を利用した水力発電設備は、古い発電所では1899年から運転しています。発電所に関るコンクリートや鋼構造物は、年月を重ね、先輩技術者の苦労に支えられてきました。長年従事する技術者のノウハウは、若手技術者の我々にも技術継承されています。

その技術は、ダムや河川構造物、農業用排水設備に共通することが多いため業務展開しています。

第一土木部 設計第一G青木 大樹

資料ダウンロード

鋼構造物の長寿命化対策

当社では施設の状況に応じた適切な手法により、的確に調査・診断することで現況を把握し、今後の効率的な維持管理方法をご提案します。
ダウンロード

1.24 MB

page
top