事業案内 鋼構造

事業内容

業務の背景

2012年12月の笹子トンネル崩落事故を契機として、政府による社会インフラの維持管理に関する計画策定等が着々と進められてきております。

2012年12月笹子トンネル天井板落下事故
2013年11月国土交通省「インフラ長寿命化基本計画」策定
2014年6月「国土強靭化計画」閣議決定
2018年12月「防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策」閣議決定
2020年12月「防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策」閣議決定

鋼構造の現状

高度成長期から公共事業によって造られたコンクリートや鉄骨の構造物は、膨大な資産となっています。しかし、建設から50年以上を経過した構造物が多く、すでに劣化し、安全性・耐久性の向上が急務となっています。

当社では、維持管理マニュアルの意図する要点を捉え、現場での環境や諸条件を的確に把握し、適正な評価・診断を行い、維持管理計画を提案することで皆様が将来にわたって安心して利用していただけることをサポートしています。
さらに、補修・補強計画を提案することで、更新コストの縮減や耐久性、安全性向上に実用性の高い計画を提案することができます。

当社の強み

当社の強みは、社会インフラの構築・維持管理に欠かせない「コンクリート・鋼構造・地質」に関するスペシャリストたちが強力なタッグを組み、多面的かつ合理的な検討を行い、設備の構築や点検、診断、措置、記録などのメンテナンスサイクルを通して、お客さまにご満足いただける高品質なご提案ができることです。

鋼構造物の長寿命化対策

当社では施設の状況に応じた適切な手法により、的確に調査・診断することで現況を把握し、今後の効率的な維持管理方法をご提案します。

技術紹介

北陸産分級フライアッシュを使用したコンクリートの性能評価と実用化に関する研究<金沢大学博士号(工学)取得>

北陸地方のコンクリート構造物の特徴は、全国的にみても、アルカリシリカ反応(ASR :Alkali Silica Reaction)や塩害による劣化が大変多いことです。これは、北陸地方の主要河川の上流域にASRを発生させる反応性鉱物を含む安山岩や流紋岩などが広く分布していることや、冬期における日本海からの北西季節風や道路への凍結防止剤の散布などによる外来塩分が多いといった、この地方特有の地域特性に起因しています。
本研究では、北陸地方の石炭火力発電所で生産される分級フライアッシュを有効活用することにより、この地域のコンクリート構造物の主たる劣化原因であるASRと塩害の両方を抑制することが可能であり、この地域のコンクリート構造物の長寿命化に繋がることなどを検証・評価いたしました。
これらの研究知見は、公共や民間で保有されているコンクリート構造物に対するストックマネジメント事業や当社が実施するコンクリート劣化診断業務に役立てることが可能です。

主な実績

下記より実績⼀覧がご覧いただけます。